
毎年11月12日~25日の2週間は、女性に対する暴力をなくす運動期間です。
配偶者等への暴力(DV)、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメント等の暴力は、重大な人権侵害であり、決して許されない行為です。毎年ポスター・リーフレットや啓発動画を用いて、様々な活動が行われます。
今年度のキャッチコピーは、「DVや性暴力に気づいたら 相談されたら。そのとき、私たちにもできることがある。」
あなたの考えや気持ちを押し付けず、まず寄り添って話を聞くことから、始めてみませんか。そして、どんな時も「あなたは悪くないよ」と伝えてください。年齢・性別を問わず相談できる窓口があることも伝えてください。すみれのホームページでも相談窓口をご案内しています。
シンボルカラーの紫(パープル)を用いた「パープルリボン運動」は、1994年にアメリカで始まった女性に対する暴力根絶の運動です。女性に対する暴力を許さない社会づくりに取り組んでいる世界各地の個人や団体が、暴力の下に身を置いている人々に勇気を与えようとの願いから、パープルの布リボンやバッチなどの「パープルリボン」を広めており、現在では多くの国々に広がっています。また、パープルリボンは女性に対する暴力の根絶を呼びかけるとともに、被害者に対して「あなたは一人ではないよ!」と励ますメッセージでもあります。

