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2024.08.14 お知らせ
デートDVとは、交際中の恋人同士の間で起こる暴力のことです。男性でも女性でも被害者になることがあります。また、同性カップルの間でも起こることがあります。
自分にはデートDVなど関係ない、もし被害にあったら逃げられるし、加害などしない、と思っている人も多いようです。しかし、交際を続けていくうちに、優しかった相手の態度が変わり、相手が怒らないように気をつかったり、嫌われたくないと思って、相手の言うことに従って、交友関係等を制限していることがありませんか。
内閣府の「男女間における暴力に関する調査報告書(令和6年3月)」によると、女性の約4人に1人、男性の約8人に1人が交際相手から暴力を受けたことがあるという調査結果となっています。
たたいたりけったり、物を投げつけられたりするなどの身体的暴力だけが暴力に分類されるわけではなく、たとえば、LINE や電話の返事が遅いと怒る、勝手にスマホのデータを消される、友達やクラブより恋人を優先しないと不機嫌になる、などは精神的暴力に当てはまります。いつもデート代を払わされたり、借りたお金を返さないのは経済的暴力です。同意なくからだを触られたり、下着の写真を撮らせたりそれを送らせたりすることは性的暴力になります。一つでも当てはまるとデートDVの可能性があり、いくつかの暴力が同時に起こることもあります。
少しでも気になることがあったり、友人から相談を受けたりしたら、相談窓口に連絡してみてください。
出典:『意外と身近にあるかもしれない「デートDV」』八尾市役所人権政策課発行